「夜明けのうた」歌唱断念の田さん会見 「素晴らしい歌なのに…」 韓国
在日韓国人のオペラ歌手、田月仙さん(40)が二十五日、ソウル市である祭典で、流行歌「夜明けのうた」を歌う予定だったが、韓国の文化観光省は「大衆歌謡にあたる」として許可しなかった。田さんは二十三日、記者会見し「日韓両国を祖国にする歌手として素晴らしい歌を選んだつもりだが、韓国が望まないのなら歌わない」と語った。
田さんは東京都とソウル市が姉妹都市を締結して十周年を迎えることから青島幸男都知事から親善大使に任命され、二十五日、ソウル子供大公園で開かれる「地球村祭り」で日韓両国の歌五曲を披露する計画だった。しかし文化観光省は岸洋子さんのヒット曲の「夜明けのうた」の歌唱は不許可の決定を下した。
田さんは二十四日、ソウル市の高建市長らを表敬し、再考を求めるという。田さんは韓国側の決定が変わらない場合には、童謡「浜千鳥」「赤とんぼ」と韓国の歌の計四曲を日本語と韓国語で披露する。
田さんは一九八五年には朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌市で、九四年には韓国でそれぞれオペラに出演している。